昨年4月に復活した「週刊少年サンデー超増刊号」。印象に残ったのが「タッコク!!!」と、この作品「超弩級少女4946」。
書店に1巻のメッセージペーパー付きが1冊だけ残っていたのでつい買ってしまいました(この手のオマケに弱い私)。
- 作者: 東毅
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/09/17
- メディア: コミック
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- 作者: 東毅
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/18
- メディア: コミック
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●架空巨大物体の高さ比較
http://ww5.enjoy.ne.jp/~elfe/takasa.html
それだけでもキャラが立っていてもうおなかいっぱいですが、主人公の少年の妹が巫女でゴスロリで退魔技能があってサディスティックな性格ときていて属性盛りすぎだと思いました。
主人公のクラスメイトの神宮寺は「普通の人間には興味ありません」的変人で、モブキャラでひときわ異彩を放っていたオカルトファンの加藤明美、胡散神臭い政府高官の土田など、サブキャラの印象が強い反面、主人公はまだ謎に包まれた部分もあり埋没感があります。ある意味、一番フツーのキャラだし。
かくして、おかしな仲間に囲まれた普通の主人公が宇宙怪獣と戦うという、ありがちと言うか王道的な話になっています。
とはいいつつも、ヒロインの出てくるシーンは絵的におかしい(←褒め言葉)ので、これだけでも本書は読む値打ちがあるのかなと。
2巻まで読んだところ、絶大な引きで終わったので取りあえず追いかけてみようかと思います。
作者の東毅先生は、コミケで作品の外伝を無料配布した上、単行本持参の読者全員に絵入りでサインしたり、単行本にはオマケの4コマ漫画が書き下ろしで載ってるし、ペーパーは配布する書店毎に全部違えてるし、その上地方書店に行脚して(営業とも言う)サイン色紙を置いてったりと素晴らしいファンサービスぶり。先行作品をよく研究した形跡も見られるなど大変な努力家でいらっしゃるようなのでちょっと応援してみたく紹介記事を書いてみました。