何年か前。学生時代の友人、がいな君の家に遊びに行ったときのこと。
当時、「ピクミン」というゲームのCMのテーマ曲が有線放送でよくかかっていた。コンビニなんかに行くと、結構な頻度で この曲が流れてくる。
引っこ抜かれて、あなただけについて行く
http://www.inside-games.jp/archive/news/200111/20011107pikmin.html
今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べられる
「食べられる」なんて死に方、通常あり得ないよなあ……とか思っていると、がいな君は僕の心を見透かしたかのようにこう言った「俺この歌すきやねん。ええわぁ」。
仕事が忙しいようだったので、きっと、仕事に追われるサラリーマン生活を代弁しているように思えたのかもしれない。
当時から電波系?とかいわれていた歌ですが、非常に印象深い歌ではあります。
聞いていてぞわぞわするというか、居心地の悪い気分がするのは何故かと考えてみたんですが、やっぱし食べられて死ぬのは嫌だろう、というprimitiveな感情というかある種の本能が原因にあるような気がする。人類はアフリカで発祥したというが、原始時代の記憶が遺伝子に刻み込まれているのだろうか。と言ったことを思ったあとすっかり忘れていたのだが、図書館で偶然この本を発見。
- 作者: ドナ・ハート,ロバート W.サスマン,伊藤伸子
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 単行本
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穴の開いた人骨化石等を元に、人類が如何に食われまくってきたかを通じて古代人類の謎に迫る、といた感じのようなので、これから読むのが楽しみです。