健康タクシー

タクシーに乗ったところ、マスクをしている私を見て、運転手さんが「お客さん、花粉症ですか?」などという。
そうです、と答えると、「お客さんは運がいい、花粉症が治る方法を教えましょう。首の付け根を指で押さえて、それを横に移動してゆくと、押すと とても痛い箇所がありますからそこを2〜3分指圧すればくしゃみや鼻水が止まります。神経が××になるんです(よく聞き取れず)。それから、PETボトルのお茶は飲んではいけません。保存料が入っていますから。コンビニの弁当も食べては駄目です。アレにも保存料が入っています。最近の若い学生さんは……」とか言い始めるので、PETボトルのお茶に保存料なんか入ってましたっけ以前メーカーの人が保存料は入っていないから開栓後は冷蔵庫に入れてくださいって言ってたのを聞いたように思うんですが、とか言うと「学生さんでも自炊をして自分で食事を作るようになれば一ヶ月か一ヶ月半で花粉症が治まります」とか関係のないことを言う。質問に答えろ。っていうか、それって花粉症の季節が終わっただけじゃねーの? 「お年寄りなんかコンビニの弁当は食べずに全部自分で料理しますから花粉症にはならないんですよ」というので、それって免疫力が低下してるから花粉症にならないだけなんじゃないですかというと、運転手さんは鼻で笑い、何も喋らなくなった。
実はこのタクシー、以前にも乗り合わせたことがあって、そのときは(花粉症の時期でも何でもなかったのだが)花粉症が治る指圧だとかペットボトルのお茶には保存料が入ってるから駄目だとか、コンビニの弁当には保存料が入ってるから駄目とか おしゃべりに熱中して道を間違えたのを思い出した。
帰宅後、ペットボトルのお茶の保存料について調べてみると、

  • ビタミンCが入っているものがある

ということだった。ビタミンCを入れると腐りにくいらしい。そういえば、小さい頃は「一晩おいたお茶は飲むな」というのが常識だったなあ、と思い出した。
それはそうと、ビタミンCって何か体に悪いことでもあるんですかね。