合宿

合宿も例年通り盛況。
1コマ目の企画はスルーして、大広間で本を買ったりサインを頂いたり。キリカちゃんにシールをもらったりいしやまさんとだべったりむかいさんにキンドル見せてもらったり色々。
2コマ目は「××SFのつくりかた」に参加。企画紹介に「××SFとして一部で好評を得た『ペンギン・サマー』(一迅社文庫 4月刊行)。その著者である六塚光氏と編集部blogでもおなじみの担当編集H田氏をゲストにお招きし、××SF創作をテーマに、創作アイディアの作り方、××SF特有の注意点などを語って頂きます。」とあったので、訳もわからず参加してみたところ、『ペンギン・サマー』にまつわる話で一コマ使い切りました。買ってはいたんですが読んでなかったのは不覚の至り。でもレジュメとしてペンサマのタイムシートをもらってきたので後で読もう。
3コマ目は「京大SF研出張例会」。企画紹介に「課題作品は皆が読んでいるであろうあの作品です。」とあって何の本か秘密のまま企画に突入したんですが、参加してみると確かにアレは読んでる罠、と言いたくなる本で、結構みんな読んでおり、久々に読書会のような気分を味わえました。過去の「これはSFじゃない」論争に関して、“現在50代のSF読みの言うSFとは自分が好きなものの事を差す”と喝破(=邪説を排し真理を説き明かすこと)する森さんの発言に、一同積年の疑問が氷解してた様子(紛糾する理由がわからなかったみたい)。あと、このSF定義は福島SFに対する文化大革命であるらしい。
4コマ目は「GONZOよ永遠に」。(もうすぐ終わりそうな)gonzoの作品をみんなに紹介するという企画。アニメの3D表現について歴史的解説があったり、アレなシーンの紹介とか色々楽しめました。気になってた(id:theta:20091009#p1)“池田華菜”さんは「咲」を紹介。10億人が麻雀を打ち、麻雀の成績が人生を左右する世界はディストピアであり、咲はディストピアSFであるとの主張。
企画後は帳場前でFREESPOTのアクセスに悪戦苦闘したり。段々疲れてきたので午前3時頃帰宅。お疲れ様でした。