θ―11番ホームの妖精

θ(シータ)―11番ホームの妖精 (電撃文庫)

読了。
東京駅(上空2200mに浮かぶ)11番ホームに勤務する女の子の話。
以下感想。
のほほんとした雰囲気やイラストは まあ良かったが、惜しい点がちらほら。

• 設定が色々あるのはいいけど、設定を延々と語るのはどうか
• 何かのナゾがあって、実はこういう設定があったんです、とか言われても戸惑う

醸し出される雰囲気がとても良いだけに、設定が消化し切れていない感じが非常に残念。
その反面、

• のほほんとした光景から垣間見える緊迫した雰囲気
• 一応必然性があるような気がしないでもない格好いいSF設定
• 萌え萌えなキャラ設定

といった見るべき所もあり次回作に期待したい。