Windows XPのアップグレード版は、CDから起動してインストール（以下導入という）を開始した後、ある時点で以前のWindows（たとえばWindows 2000）のCDを入れればそのまま導入できた。
Windows Vistaのアップグレード版は、これができないらしい。導入を行う際はアップグレード対象バージョンのWindowsがPCにセットアップされている必要がある。
つまり、OSが何も入っていない状態からVistaのアップグレード版を導入するには次の手順で行う。
アップグレード元のライセンスがWindows 2000の場合
- Windows 2000を導入する
- Windows 2000のSP4を導入する
- Windows Vistaを導入する
なお、3.でVistaを導入すると、Windows 2000SP4はすべて消されてWindows.oldというファイルにまとめられるらしい。以前の仕様と比べてかなり手間になってしまった。特に、いったん入れたWindows 2000SP4が削除されるというのが無駄な感じがする。きちんと削除してくれるのかも怪しいし。何とかならないのだろうか。
