ThinkPad X31のHDDがそろそろへたってきた(ような気がする)。そこで、HGSTのTravelstar E7K100*1に交換しようかと思う。ThinkPad X31にはリカバリCDが付属しておらず、リカバリCDに類するものがHDD内のHPA(Hidden Protected Area)領域に納められている。今回はこのデータを吸い出す。
前回HDD換装時は交換用HDDを購入済みだったため新らしいHDDを接続してから吸い出したが、今回はこれから購入するので吸い出し先がない。そこで、ネットワークを介してHPA領域のバックアップを行う。バックアップ用ソフトはDOSのコマンドライン版のみが提供されているので、DOSから起動してHPA領域を見れるようにし、ネットワークを介してWindows XPマシンのHDDにバックアップを行う。
手順は下記の文献に依った。
●ThinkPadX31においてUSB FDDのみを用い、D2D領域を保存したまま新しいHDDに移行する方法。
http://infobsession.dtdns.net/~ryu1/static/daily/20030629/tpinst.txt
環境の違いからか、数カ所上記のままではうまくいかない箇所があったため修正して実行した。
3.2.1 Workgroup Connection の準備
こいつをダウンロードして解凍、出来たファイルをドライバディスクにコピーする。
a:\wc
にコピーしたものとする。
a:\wc→a:\netに修正
3.3.3 setup Workgroup Connection
not enough space to install Mail files
といわれるので、Mail をインストールせず続行、を選ぶ。
言われなかった。
4 サーバ側の設定
NETBEUIを有効に。
これは、@ITのWindows XPでNetBEUIプロトコルを利用する方法を参考にした。
空き容量が十分にある適当なフォルダを共有する。
サーバ名、フォルダ名を、
\\server\tp
とする。
設定後、書き込み許可設定をしないと書き込めない(笑)
> new use e: \\server\tp
として、e: に \\server\tpをマウント。
この「server」は、「net view」で得られたサーバ名を指定する。
昨日購入したFDDから起動する起動ディスクの作成が出来、無事HPA領域のバックアップに成功した。続きはHDD購入後。
*1:P/N:HTE721010G9AT00 SPEC=2.5"/100GB/IF:U100/厚:9.5mm/7200rpm/Cache:8192KB/Seek:10ms/プラッタ:2枚