メイドさんの本場(?)、イギリスで働くおっかないメイドさんが自ら書きつづった実体験のお話。メイドさんは労働党支持なのでサッチャーをぼろくそに批判し、イギリス人の上流階級の趣味嗜好をメッタ刺しにする。
本書では主にリドリー・スコット邸で働いていたときのことが書かれている。リドリー・スコットの母親が話に出てくるが、いじわるババアっぷりもすごい。っていうかキャラ立ちすぎです>ミセス・スコット
著者は神戸出身の口やかましい系関西人おばはん。スコット邸を辞めたあと一週間でこの本を書き上げたという。
知らないこともいっぱい書いてあって大変勉強になった。今後メイドさんを見たらこの人のことを思い出すことになると思う。