Blu-ray版CCS、ドルビーデジタル2chの仕様をリニアPCM2.0chステレオへ変更

発売まであと2ヶ月となったBlu-rayカードキャプターさくらですが、音声仕様の変更が発表されました。
当初は放送オリジナルの2ch音声はドルビーデジタルの予定だったのが無圧縮2chで収録されることになったそうです。

当初、商品仕様にて音声をリニアPCM5.1chと2.0chステレオの2ストリームの収録としておりましたが、
Blu-rayオーサリングの際に2層点となるポイントを緻密に算出する事によって、映像の転送レートの
画質を保ちつつ、オリジナル2.0chの音声仕様をリニアPCM(非圧縮)にする事が可能になりましたので
リニアPCM5.1chとリニアPCM2.0chステレオの2ストリームの音声仕様へと変更致しました。悪しからず御了承ください。

収録話 第1話〜第46話(46話)
ディスク仕様 片面2層×7枚組
画面サイズ 1920×1080HIDEF
音声 リニアPCM5.1ch/リニアPCM2ch

http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/anime/cc-sakura/blu-ray/

ドルビーデジタル(DD)は圧縮がかかるんですけど、これがリニアPCMだと無圧縮になるので、音が【よりクリア】になります。折角のBlu-ray版の音声仕様がDDである点を残念がる声もありました(安いスピーカーだと違いが分からなくても、ヘッドフォンだと結構違いが分かるものらしいです)。しかし、Geneonの中の人はがんばってたようです。工夫してリニアPCM2.0chステレオになりました。
ディスク7枚組だと1枚に7話収録だから、1話当たり7GB。25分として48Mbps。BS-hiビットレートが24Mbpsだそうですから、かつてハイビジョン放送したものよりもレートが高いです。
期 待 が 持 て ま す ね 。

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追記;
音声仕様変更の件が、ニュースになっていました。

●「カードキャプターさくらBlu-ray-BOXの音声仕様が変更−オリジナルの2.0ch音声がドルデジからリニアPCMに (AV Watch
ジェネオン エンタテインメント株式会社は、3月27日から順次発売する、テレビアニメ「カードキャプターさくら」をまとめたBlu-ray Disc BOXの音声仕様を変更。オリジナルの2.0ch音声の収録フォーマットを、従来のドルビーデジタルからリニアPCMに変更すると発表した。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090128/geneon.htm

AV業界的にもニュース価値のある事だったんでしょうか。

*1:当方調べ