聖火、一時消える@パリ

昨日、今日と、北京オリンピック聖火リレー走者がイギリス・フランスを走ってるみたいです。
BBCの中継で様子を見たんですが、昨日のイギリスの聖火リレーだと、

  1. 聖火を持った走者が走っていて
  2. その周りを青い服の中国人が取り囲んで併走して、
  3. その周りを黄色い服のイギリス人警官が取り囲んで併走、
  4. その周りを黒い制服のイギリス人応援警官が取り囲んで併走、
  5. その周りを自転車に乗った警官が併走、

という感じで走っていました。

中継の解像度が荒かったのもあるんですが、何が走ってるのか、一見しては解りませんでした。

それで、中継を眺めていると、時々、カミカゼ特攻隊みたいにチベット旗持った人が突進してきて警官に阻止されてました(5分おきくらいに)。
消火器を噴射しながら突進してきたおっさんもいました。使ったのがCO2式消火器で、もし使ったのが強化液式だったら消せてたかも。

今日のフランスでは、

●大混乱のなか「聖火」はパリへ 沿道は厳戒態勢(ANN)
7日のパリ市内は、すでに厳戒態勢です。中国大使館は、高さ2メートルを超える鉄のバリケードで覆われていて、機動隊の車や装甲車が至るところに配備されています。警備態勢は、まず聖火ランナーの周りを48台の装甲車が囲み、その周りを100人の警察官がローラースケートを履いて走ります。そして、その外側を消防隊員100人が走ります。最後に、一番外側を合計65台の白バイ隊が走るという、総勢400人を超す警備態勢で臨みます。また、全長28キロのコースすべてに、高さ1メートル以上のさくが用意されていて、そのなかには3000人の警察官が配備されています。このような厳戒態勢で臨むということで、沿道の人たちが聖火を見ることができるのか疑問です。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080407/20080407-00000027-ann-int.html

という、物々しい警備が敷かれているそうです。
警備計画図(?)↓

http://uproda11.2ch-library.com/src/1177361.jpg

それで朝日新聞の報道によると、どういう原因かはハッキリしませんが聖火は消えたそうです。

●聖火パリでも妨害、一時火を消す 5人を拘束(朝日新聞
聖火は7日昼過ぎにエッフェル塔を出発。河岸を郊外まで往復した後、シャンゼリゼ大通りなどを回る予定だったが、沿道から入り込もうとして排除されるケースが相次いだ。出発点から200メートル程度の2人目ですでに、妨害を受けて走者が立ち往生。いったん走者はバスに乗り込んで行程を進んだ。その間にパリ警視庁は「技術的な理由のため、聖火は消えた」と発表。間もなく火が再びともされ、走者がバスから降りて走り始めた。

http://www.asahi.com/international/update/0407/TKY200804070261.html

すごいなあ。

いっそ、このまま聖火リレーを大兵団で囲みながら全世界中継リレーして欲しい・・・
長野だと機動隊か陸上自衛隊