IBM USB トラベルキーボード ウルトラナビ付き(2)

 火曜日に電話したのが途中だったので、再度同じ電話番号に電話をしてみる。
 ユーザ登録番号を言うと、先日の電話が記録に残っていたようで、すぐ技術的な話になった。

症状:キーボードの左側マウスボタンが、二回に一回くらいの割合でしか効かない。強く押すと百発百中で効く。購入後ずっとそうである。

 対話的に次のことをした。

対策1.××をインストールしないとWindows XPタッチパッドが反応しない場合があるという不具合がある。
結果1.今回問題となっているのは、トラックポイント側マウスボタンで、タッチパッド側ではない。

対策2.刺しているUSB端子を、PCの別の端子に繋ぎかえる。
結果2.新しくデバイスが認識されたが、現象変わらず。

対策3.USB端子に別のデバイスを接続したらどうなるか。
結果3.バーコードリーダを接続したら正常動作した。

対策4.デバイスマネージャでドライバを削除し、再起動後接続する。
結果4.現象変わらず。

対策5.BIOS Setupで、デフォルトの値を読み込み、再起動する。
結果5.現象変わらず。

対策6.DOS版のPCドクターで調査する。再起動し、IBMロゴ表示の時点で「Access IBM」ボタンを押しPCドクターでキーの効きを確認する。
結果6.マウスボタンを押しても反応なし。

 ここまできて、キーボードを送りますから届いたら送り返してくださいという言葉を引き出す事が出来た。いつ届くか聞いたら、在庫を確認しないといけないのでこちらから折り返し連絡すると言うことだった。電話を切ると通話時間は約40分だった。ケータイで電話していたので電話代が1200円ほどかかった計算だ。それはさておくとして、初期不良交換にオペレータが40分も対応してるから事業を中国メーカーに売却しなきゃいけない羽目になるんじゃないか、等と考えていたら折り返しの電話がかかってきた。

 “先ほどお送りすると申しましたが修理部門で調べないとわかりませんので明日担当者に電話をさせます”

 おそらく、電話を切った後で上司から指導を受けたのだろう。はい、わかりました、お待ちしております、と言って電話を切った。

 すごい会社だ。