とある飛空士への追憶

最終上映だったのを見てきた。お客さんの入りは40名ほどか。

あらすじ

下っ端だけど腕の良い飛空士が、王子のフィアンセの女性を首都まで偵察機で送り届けるお話。と言ってもすんなりは行かない。この国は戦争中で、交戦相手国が、王子の面子をつぶすために攻撃というか妨害を仕掛けてくるのですね。しかし、主人公の陣営は航空機開発で後れを取っており、一番速い偵察機でも敵戦闘機よりちょっと遅いというアレな状況。無事任務完遂なるか……

感想

演技は棒読みだけど気にならず。主人公の属する国の社会体制には問題が多そう。CGは良かったけど、主人公の乗る水上機の着水シーンに違和感あり。
その他、突っ込みどころ多々あり。途中、王子は結構アホなことをやらかしていることが判明するのだが、主人公だって酒場で秘密を喋ってるし人のことはいえないはずだ。あと、最後、主人公は報酬を貰った後にいきなり現地除隊され飛行機ごと置き去りにされるのだが、途中制空権を握っていない敵地を切り抜けてきたのだから、解放する前に聞くことの一つや二つあるのではないか……
全体として釈然としない終わり方をする。
60点。