北海道旅行1日目(午前)

 8時過ぎ起床。起きたらみんないなくなっていたので今どこにいるのか電話をしようと思ったら圏外。公海上にいるからよく考えれば当たり前である。船内を探したら、キャビンのコンセント前に陣取ってた。
 夜が明けて、外を見ると見渡す限りの大海原。南東の方を見ると、遠くに日本列島があるはずだが海しか見えない。あと10時間以上ずっとこの状態なんだろうなあ。非常にゆったりとした旅だ。
 東苫小牧港についた後は、港から札幌までは、苫小牧駅経由でJR利用か札幌までバスにのる必要があるが、札幌から苫小牧(距離80km)にバスを呼ぶ関係で人数を把握する必要があるとかで、入場整理券が要るらしい。放送で何度も案内していたらしいがよく聞こえなかったので何もしないでいたらbblさんがもらってきてくれてた。
 宝飾は出発前に陸地で買い込んだものを食べる(朝食バイキングはあったが1000円で微妙だったので)。bblさんとk君はカップラーメンを食べていた。
 9時前に風呂。周りは水でいっぱいな所に船を浮かべてその中にわざわざ水を張って入るのは妙な気がする。といったことをk君に言うと、アシモフが船に乗ったとき海に降り注ぐ雨を見てウケた、という話を聞かせてくれた。
 風呂から上がってキャビンに戻ってみるとみんなビール飲んでた。k君にも風呂を勧めると、「ビールを飲んだ直後だから後で」とか。まあ確かにビール飲んですぐに風呂に入るとやばいよな。船内の売店で買った柿の種をかじりつつ僕もビール。一気に飲んだら船が揺れてるのか酔っぱらってるのか分かりません。
 売店はドリンクやビール、お菓子やおみやげなどを売っているが、値段は、観光地にありがちなボッタクリ価格ではなく、缶ジュースは120円だし350mlのビールは250円だし、きわめて良心的。割り箸や紙コップまで売られてた(一個20円)。バスタオル360円とか。あまりに安いので、これは法律で価格が統制されているのではないかとbblさんと話す。
 中間地点で苫小牧発敦賀行き(南行き)の船とすれ違う。汽笛をならしたりして盛り上がる。ばしばし写真を撮る。船内アナウンスによると、船は28ノット出してるらしい。