P2P地震情報

遂にP2Pソフトを導入しました!
P2P地震情報というソフトを導入しました。
これは、peer to peer技術を使ってユーザ間でネットワークを作り、地震情報を迅速に伝達・共有しようというソフトです。ファイル共有ならぬ「地震情報共有ソフト」。

P2P地震情報 Beta3(Rev9)
http://www11.plala.or.jp/taknet/p2pquake/download.html

地震が発生するとほぼリアルタイムで情報が表示されるのがすごい。
地震の検知はどうやってるのかというと、

  1. 本ソフトを導入する
  2. 自分が住んでいる大体の地区を設定する(例:大阪北、など)
  3. 地震が発生するのを待つ
  4. 地震が発生したら、揺れを感じたユーザが、パソコンのタスクバーのアイコンを右クリック連打!!!
  5. 地震情報を他のPCへバケツリレー式に伝達
  6. 地震情報が届いたら、ウインドウがポップアップして地震の発生を表示

という仕組み。
人間が検知して人力で送信するという画期的なアイデアだ。同一地域・同一タイミング・複数PCでクリックされた場合に地震と見なすようになっているので、いたずらも防止できる。
速報の後に気象庁などの公式発表も追って伝達されてくるけど、そういうのは大抵5〜10分遅れなので、P2P地震情報の方がずっと早い。
ただ弱点もある。

  • 人間が感じないような小さな地震だと通報されない
  • 夜中みんなが寝ていると、誰が通報するのか
  • その地域でPCを立ち上げてる人がいない場合、通報されない
  • 震度が大きすぎると通報できないのでは……

まあ、色々悪者にされがちなP2P技術ですが、こういった形で活用されるのは面白いですね。