争点なき参院選に絶望した!

昼休み、日経の記事を眺めていると今度の選挙の話が載っていた。

●争点なき参院選に絶望した財務省若手官僚からの電話 - ビジネススタイル - nikkei BPnet
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070726_21th/

本当は安倍さんは今度の選挙で、「憲法改正」「教育基本法改正」「公務員制度の改革」を打ち出したかった。ところがこの3本はどこかに吹っ飛んでしまった。これは安倍さんの若さゆえのエラーだと思う。

つまり憲法改正をするなら、民主党を巻き込まなければ不可能だ。ところが国民投票の部分で民主党が反対してしまった。民主党が反対したら憲法改正ができないので、事実上安倍さんのいっていた憲法改正は争点にならなくなった。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070726_21th/index5.html

そうだったのか。こないだの政見放送で何も言ってなかったから、どうしたのかと思った。

あと、

ところが日本では、自民党民主党はどこが違うかよくわからない。もっとわかりやすくするなら、本当は、民主党はもっと正論を主張する社民色を出したらいいと思うが、これを非常に恐れて出さない。日本では社民色はうけないのではないかと、おそらく民主党は思っている。だから自民党との違いがわからない。だから民主党は、自民党のウソや矛盾を批判することでしか勝負できない。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070726_21th/index4.html

という主張なんだけど……
もし社民色が受けるはずなら議席をもっと伸ばして然るべきなのに、そのようにはなっていない。だから「社民色はうけない」という読みは正しいんじゃないかなあ。
それと、自民と民主の違いだけど、二大政党制の下では「中間層の有権者の支持を得る為に二つの政党の政策が似たものとなる*1」らしいので、似たもの同士になるのは当然なんじゃないの?
とか思った。
あと、少子高齢化対策は何とかしないとねーとか思った。国立大学の学費を昔みたいにタダ同然に戻すとか、奨学金制度を拡充するとか。子供にまともな教育を受けさせようとしたらお金がかかりすぎるので、計画的な人は子供一人しか作らないんじゃないかなと思うので。あとは産婦人科医が死ぬほど忙しいけど超人的努力で切り抜けてる(らしい)現状を何とかするとか保育園を増やすとか。
解ってて放置してるんじゃないかと思う。