AM誌

久々にアニメージュ誌(AM)を買う。

パラパラめくりながら斜め読みしていたら、15分くらいで斜め読み終わってしまった。アレ、こんな薄い雑誌だっけ。むかしは読むのに3時間はかかったけどなあ(←それは読者欄まで念入りに全部読んでたからです)。そもそも何でこの雑誌買ったんだっけ。あ、そうそう、細田守のインタビュー記事「アニメージュで産湯をつかった!」が載ってるからだった(編集長メモ/時かけ公式ブログ)。
インタービュー記事の感想だが、なんというか、近所の「正しいアニメファン(死語)*1」のお兄さんが、引っ張り出してきたAMを見ながら青春時代のアニメ遍歴を語るというか雑談する内容。
細田守は、先日「時をかける少女」がアヌシー国際アニメーション映画祭で長編映画部門特別賞を受賞したすごいアニメ監督なんだけど、それとはあんまり内容的に関係ない。
AM誌を初めて読んだのが1979年10月号で表紙はまだ覚えてるとか、「風の谷の七人衆」に応募したかったけど7人集められなかったとか、Newtypeが創刊されてAMがそれに近づいていってがっくりしたとか、おかだえみこの連載が参考になったとか、「僕はそんなアニメージュが好きで、すごく正しい感じがしたんですよね」といった発言にいちいち共感できて嬉しい。
私はこの人とは 丁度4歳違いでAMを読み始めたのは5年半後で 当時Newtypeという「間違ったアニメ雑誌」が創刊されて それでAMを買い始めたんだけど 最初に買ったのが85年5月号で たしかその次の号から表紙がラミネート加工(?)され始めたとかどうでもいいことを今でも覚えてて、「トラキアの仲間達」は集める人数が5人に減っていたので5人集められたけど新聞*2は作らなかったなあとか、連載記事は毎号読んでたなあとか昔のことを思い出した。AMは記事が読ませたんだよなあ*3。ただ、何となく10年くらい前からAMを買うのをやめてしまった。何か違うんだよなあ。
記事の最後に創刊30周年記念特別企画募集の案内。来年の7月号で創刊30周年となるので、来年の特別企画の案を読者から募ろうということらしい。創刊30周年なら何か記念特別事業をやれよ、という気がする。「TVアニメ50年史」とかどうですか駄目ですか。。。

*1:アニメファンという言葉自体死語なんだけど、むかしはさらに、うまく説明できないんだけど「正しいアニメファン」というのがいた。

*2:徳間書店制作のアニメ映画、「アリオン」の宣伝のため、広告代理店が設定資料を読者サークルに配布して壁新聞を作らせ、できの良い物を誌上掲載する企画。あまり良くない企画だったのか、この方法はアリオンで終わりました。

*3:今のように情報だけはあふれている時代にこそ求められる内容じゃないかなあ(偉そう)。そんならお前が書けと言われても無理ですが。