Winny事件2

法律のプロの方がうまく話をまとめておられます。

●弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 ・元東大助手に罰金150万円 ウィニー開発で初判断
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20061213#1165973549

結局、警察、検察庁、裁判所が有罪と考えたものが有罪になる(そうなるまで何が有罪になるのか誰にもわからない)、という、一種のブラックボックス状態になりかねないでしょう。

何をしたら捕まるのかわからないということになれば(法律を守る方法も解らないので)少しでも可能性のある(ソフト作成の)行為は何もできないことになり、(必要以上に)正当な行為まで控えざるを得ず却って文化の発展を阻害することにもなりかねません。
著作権法は「文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする」ので、ソフトウェアも著作物であることを考えれば、これでは本末転倒です。