ひよ子まんじゅうの形は商標として認められないらしい

福岡のお菓子だったはずが いつの間にかしれっと東京銘菓になってて、あたかも売れっ子になる前の芸歴を隠して活動してるタレントスターみたいな感じの“ひよこまんじゅう”(商品名は「名菓ひよ子」らしい)だが、どうやら形状を独占すべく立体商標というものを申請していたのが駄目になったらしい。

●【裁判】 和菓子「ひよ子」の立体商標、認めず…知財高裁
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1164785448/

他商品との識別不可能−知財高裁、だそうです。昔は似たような形のお菓子はなかったから独自性はあったと思うんだけど、商標として認めるには抽象化しすぎている感じもするな。旨かったんだけどな(←関係ないです)。
形状がかわいいので、親戚の家に遊びに行くとき持って行くと従姉妹(四人姉妹)に喜ばれたりした。しかしその「かわいい」ひよ子に八重歯を突き立て食べたり、半分かじると“首無しひよ子”になったり、遠慮して少しだけかじると 顔だけかじられた“顔無しひよ子”になったり、だからってナイフで切ると“バラバラひよ子”になるという、なかなか残酷なお菓子でもありました。饅頭なんだけど。
で、何気なく下記サイトを見ていて発見。

セキュリティホール memo
http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/2006/11.html#20061130__hiyoko

》 「ひよ子」立体商標認めず  類似菓子メーカー勝訴 (東京新聞, 11/29)。うーむ。しかし、ひよこと言うよりは、 竹本泉のマンガに出てくるやつに見えるのだが。

あんなものばかり作ってるから滅びるのよ!、みたいな感じ?

kjmさんの独自の着眼点がステキです。確かに似ていると言えばにている・・・
説明しとくと、竹本泉の漫画で、滅んだ古代文明の遺跡にしばしば ひよこ饅頭みたいな形の石像が並んでたりするのです。
ひよ子の形状は下記サイトに出てます。

●「ひよ子」立体商標認めず  類似菓子メーカー勝訴
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006112901000411.html (東京新聞, 11/29)
http://megalodon.jp/?url=http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006112901000411.html&date=20061130020957 (上記のウェブ魚拓)