山田祥平のRe:config.sys

 我が意を得たり、という気分になった記事を見かけた。

●そんなパッケージコンテンツなら、私は見ない、私は買わない
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1125/config082.htm

今、映画館に行くと、ひとしきり予告編やCMが流れたあとに、映画の海賊版撲滅キャンペーンの映像が上映される。女の子の瞳から流れた涙が墨色に染まるというもので、最後に「私は見ない、私は買わない」というコピーで締めくくられる。

 ぼくは、あの映像を見るたびに不快になる。こちらは、わざわざ代金を払って映画館に足を運んでいるのだ。ある意味での優良顧客に対して、この映像はないだろうと思う。これから始まるおもしろそうなコンテンツにワクワクしているときに、こういう映像を見せられると、せっかく高まった高揚感も萎えてしまう。

ここ最近、2回ほど映画を見に行った記事を書いている。その記事には書いてなかったのだが、予告が終わって上映直前に“女の子が どす黒い血涙を流してダウソ禁止を訴える”という印象的な宣伝が流れる。これを見ておもったこと;

  • 言う相手が違うだろ。
  • 天の邪鬼な人にはむしろ逆効果では。
  • 流すんならnyのネットに流してはどうか。
  • ひょっとして映画会社が問題にするほどP2PでDLするのが世間で流行ってるのか?
  • って事は金払って映画見に来てる俺は馬鹿を見ている?
  • っていうか感じの悪いCMを客に見せるんじゃねえ

本編開始直前に流されるのでトイレに行って回避することも出来ない仕組み(本編が始まると、館内が真っ暗になっちゃうからね)。
“しかし、このウザいCMを見ない方法がある。映画本編を魔法のツールでゲットしてしまえば良いのだ!”という風潮が一般的になる前に、何とか*1した方がいいと思うぞ>映画会社。あ、ひょっとしてもう手遅れなのかm9(^Д^)プギャー

*1:手始めに、ウザいCMを流さないようにして客を犯罪者扱いするのをやめる