購入本

あちこちの書店をハシゴ。
ニャル子さんのDVD付き4巻は日本中の書店から消え失せたようなので、代わりに以前から欲しかった、奥村先生ご推薦の本を探す。
書籍検索端末のある書店で検索して指定された棚に向かうと、そこはアートとかデザインを扱う棚。デザイン関係の本はどれもデザインが凝りまくっており、棚の端から順に背表紙を見ていったが見つからない。その辺にいた店員さんに声をかけたら「研修中」という札を付けた デザイン系のオタクっぽい人*1が棚担当だったみたいで、一緒に探してくれたけど、やっぱり見つからなかった。
検索結果の伝票には「前日在庫:1冊」とあるので、ひょっとしたら売り切れてしまったのかもしれませんねえ、ということで書店員の人をreleaseしたあと、念のため自分で再々度探していると、その間にも売り場に頻繁に電話がかかってくる。「はい、○○書店でございます。……イナックス入門、でしょうか……リナックス入門ですね、少々お待ち下さい」とか会話してる。どうやら全ての外線が、ここデザイン・アート関係売り場の電話機に着信しているらしい。電話の応対をしながら端末を叩いていて大変そうだ。そこへ「理工系書籍担当」の名札を付けたベテラン風書店員が走り込んできたのを研修中氏が呼び止めて「超簡単リナックス入門」の問い合わせが来てるんですがみたいに相談を持ちかけると、ベテラン氏は客対応中だったみたいで、研修中の人に指示を出しつつ忙しそうに走り回っていた。結局、近隣の他店舗△△店に在庫が2冊あったんだけどその店舗はその時刻では既に閉店していたので在庫確認が出来ないので、お客さんにその店舗に電話してもらうのと明日朝一で確認してから折り返し電話するのとどっちが良いですか、あ、でも△△店は朝11時開店でだから朝一には確認できないな……とか相談してて結構ややこしい物だと思った。
ところで私が探していた本は、ちょっと離れたところに見つかった。一応、そこもデザイン関係の棚だったので、間違いではなかったのだが、前述の通りデザイン関係の本はどれも装丁が凝っていて、見つけづらい。Amazonなどで書影を覚えていても、棚に差してある本だと背表紙しか見えないし、ここの書店は棚に差す時点でビニールの透明カバーをかけているため 光が反射して背表紙が見づらい。凝った本だと、背表紙が白っぽい紙に銀色箔押しで書名と執筆者名が12ポイントで印刷してあるような本もあって、見るだけでも結構大変。探していた本は、背表紙の書名がカタカナ太ゴチック横書きで、背景色が虹色のグラデーションにフォントは白抜きという、予想外の物だった。デザインに凝るのはわかるが これじゃ発見できませんw 
見つけた後、件の書店員さんが通路を通りかかったので、さっき探してたこれ、見つかりました♪と報告すると、どこにありましたか? と聞かれる。本のあった場所を示すと、「ああここか、内容がわかれば置いてある場所もわかるんですがねえ、内容毎に陳列してますから……」。とのこと。見つける前はタイトルと ざっくりした内容しかわからなかったしなあ。

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

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*1:最初に見たときは通路に大仏のように座り込んで盛大にくしゃみをしながら棚差ししていた